フローティングコネクタとは?(1)ーフローティングコネクタはなせ必要?

<フローティングコネクタとは?>

フローティングコネクタとは、基板にコネクタを実装する際に生じる
 縦横方向の誤差を吸収する機構=フローティング機構を搭載したコネクタのことです。
 コネクタが可動することで嵌合時の誤差やズレを吸収することができ、
 基盤の亀裂などの不具合を防ぐことができます。

 

 

<フローティングコネクタはなぜ必要?>

●コネクタ嵌合後のストレスを軽減させる為には、累積公差を小さくする必要があります。
 (実装公差・嵌合ズレ公差・ネジ穴公差、コネクタ間実装公差etc…)
●各構成部品の累積公差を厳しく管理することは、コスト高の要因になります。
 また構成部品点数が多いほど困難になります。
●コネクタ側に大きく公差を持たせることができれば、セットの設計公差、組立公差に
 余裕ができ、設計の自由度を高めることが可能です。
●フローティングコネクタは、コネクタ側である程度公差を持たせることで、嵌合時の位置
 ズレだけでなく、ネジ締めによる回転等、嵌合後の位置ズレも吸収することが可能です。

 

 

<フローティングコネクタはどこに使われている?>

 ⇒機器内に基盤が密集している機器に採用されていることが多いです。
 
カーナビ デジタルカメラ 監視カメラ
ATM 半導体制御装置 スマートメーター
超音波診断装置 CT  
 
 

<ケル フローティングコネクタ ラインナップ>

 ・DYシリーズ 0.5mmピッチ フローティング量 XY方向 ±0.5mm
  ⇒フローティングコネクタのスタンダード。極数・スタック高さ共にバリエーションが豊富。
 ・DTシリーズ 0.5mmピッチ フローティング量 XY方向 ±0.5mm
  ⇒高速伝送対応(SATA Rev.3.0の規格要求を満足)。多極(最大240極)&ハイスタック(スタック高最大20mm)を用意。
 ・DUシリーズ 0.4mmピッチ フローティング量 XY方向 ±0.4mm
  ⇒狭ピッチのため小型で基盤専有面積を縮小可能。多極(最大200極)を用意。

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