ケルコネクタ 接触コンセプトの歴史


<接触信頼性を追求したケルコネクタ独自の接触コンセプトの歴史>


ケルコネクタは古くから「接触信頼性」を追い求めてきました。
その中でケルでは独自の接触コンセプトを開発し、様々なコネクタに採用されています。
今回は、ケルコネクタの独自の接触コンセプトの歴史を紐解きます。


●縦2点ストレートビーム方式
 
1.27mmピッチコネクタ 8800シリーズ (1985年~)

 ケル独自の接触コンセプトとして代表的なのは、8800シリーズに採用された縦2点ストレートビーム方式です。
 雌雄同型・完全独立2点接触により常に安定した接触圧を維持し、信頼性を確保しています。面接触によるスムーズ挿抜により、コンタクトの耐久性を向上させています。
 また雌雄同型というシンプルな構造のため、金型の共通化、設備費の低減を可能にしました。
 この構造は2018年に発売したFWシリーズにも受け継がれています。


 <縦2点ストレートビーム方式 イメージ図>
 

 

●コンタクト追従型1点接触方式
 
1.27mmピッチコネクタ 8900シリーズ (1990年~)
 続いては8800シリーズの低背版である8900シリーズです。
 小型・低背化かつ8800シリーズと変わらない信頼性を追求した結果、プラグ、レセプタクル両方の端子にバネ性を持たせることにより追従性を設け、1点接触ながら高接触信頼性を確保しています。
その結果、8800シリーズと比較して約半分の小型化に成功しました。


 <コンタクト追従型1点接触方式 イメージ図>
 


 <8825Eシリーズと8925Rシリーズ(基板対ケーブル用コネクタ) 嵌合時高さ比較>
 


●挟み込み2点接触方式
 
バッテリーコネクタ  GFシリーズ (2001年~)
 ケーブル圧着コネクタ FAシリーズFASシリーズFTCシリーズFBCシリーズ (2009年~)
 プラグ側コンタクトを板状にし、レセプタクル側コンタクトが包み込む形で挟み込み、2点接触により安定した接触力が得られます。コンタクトは板状のため、斜めから嵌合してもピンに直接負担がかからない安心構造です。また、コンタクトは金メッキ仕上げのため低挿抜力かつ挿抜耐久性に優れています。


 <挟み込み2点接触 イメージ図>
 



●雌雄同型3点接触
 防水コネクタ FWシリーズ (2018年~)
 2018年に発売したケル初の防水コネクタであるFWシリーズの圧着端子は、雌雄同型端子を採用。また3点接触により安定した接触を実現しています。

                                              ↓↓↓3点接触の特長説明動画はこちらから↓↓↓

         

 このように、ケルでは30年以上前から高信頼性の接触コンセプトを開発し、様々な製品に採用してきました。ケルではこれからも接触コンセプトのみならず、高信頼・高品質の製品を開発し続けていきます。