TMCシリーズ新発売
TMDS・LVDS対応の高速伝送コネクタ発売
(2007/09/28)■電子機器内の高速伝送に対応することができるコネクタ「TMCシリーズ」の発売を近く開始いたしました。
近年、電子機器の高性能化に伴い、プリント基板上の信号の伝送速度も高速化する傾向にあります。信号線を増やさずに高速化を図る手段として、差動伝送を用いる場合が増えており、弊社が今回発売した「TMCシリーズ」も、こうした高速差動伝送に対応したコネクタです。
同シリーズは高速差動伝送(TMDS、LVDS)に対応しており、薄型テレビ(液晶、PDP、リアプロ)やPC、事務用機器、医療機器などの機器内配線に適した製品です。0.5mmピッチと狭ピッチでありながら有効嵌合長は1mmを確保しており、接触信頼性にも優れた製品となっています。極数は21極/51極を用意しました。
差動伝送はノイズ発生や外来ノイズに強いという特徴がありますが、同シリーズは金属シェルがコネクタ全体を包み込むような形状をしており、特にEMI対策に優れています。また、コネクタ強度を確保する形となっています。金属シェルはロック機構を兼ねており、スムーズ且つ確実な嵌合と、シンプルで良好な操作性を有しています。
同シリーズは極細同軸ケーブルとディスクリートケーブルを混在して配線する事ができ、極細同軸ケーブルでは(AWG36、AWG38、AWG40)、ディスクリートケーブルでは(AWG36、AWG38、AWG40)と、多くのケーブルに適合しています。ノイズ対策に優れた本製品であるが、グランドバーをコネクタ底部シェルと接続して、グランド端子により基板にグランドを落とすことで、さらに伝送特性を安定させる仕様にする事も可能です。
画像や通信といった分野では高速伝送が求められていますが、ノイズ発生や外来ノイズへの対応が課題となっています。差動信号方式はこうしたノイズ対策に優れ、ギガビットの性能も実現できることにより注目を集めている伝送方式です。「TMCシリーズ」は、こうした高速差動伝送に対応したコネクタで、高速伝送を要する電子機器内の接続として、最適な製品となっています。
<TMCシリーズの主な特長>
・0.5mmピッチ基板対ケーブル用コネクタ
・高速差動伝送(TMDS、LVDS)に対応
・極細同軸ケーブルとディスクリートケーブルを混在しての使用が可能
(両ケーブル共にAWG#40、AWG#38、AWG#36を接続できる)
・金属シェルでコネクタ全体を包むような仕様となっており、コネクタ強度が優れるだけでなく、
優れたノイズ対策を実現
・確実で着脱し易いロック機構を搭載
・極数は21極、51極の2種類
・RoHS対応品